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Asheville

Improv(即興)の授業が終わり、本授業がはじまるまで1週間弱あったので友達と8人でAshevilleというDurhamから車で4時間の町に3泊してきました。

みんなで一軒の大きな家を借りて(敷地内には牛とか馬とかもいて、外にはHot tubもあった♪)、毎日交代で自炊したり、雪の中、裏山を散歩したり、ソファーでダラダラしながらワイン片手にDVDを見たり...

到着3日目にはBiltmoreというお屋敷も観光しました。ここは全米で(!)最大の邸宅(何世紀か前のお屋敷で今は保存されて博物館みたいになってる)を観光したりしました。
BiltmoreにはPップお勧めのワイナリーもあって、2年前から「行ってみたい!」と思ってたんだけど、やっと希望が叶いました☆

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# by nina_anin | 2011-01-23 16:17 | オフ

Improvの授業はtransformationalな体験

一週間のImprov(即興劇)の講習が終わりました!
毎日、いろんな劇の練習をして、とても消耗したけれど楽しい授業でした。

普段、朝から晩まで授業やミーティングや勉強をしても1時とか2時とかまで起きていられるんだけど、
この一週間は一日5~6時間の授業だけでも、夜8時頃には疲れて眠くてたまりませんでした。即興劇を演じるのって体力消耗するんだね。

私達学生はもちろん素人なので、「劇」というよりももっと短い、数分間の即興劇ゲームみたいなのをいっぱいやりました。
どの劇も観客参加型で、例えば、2人で舞台に立ち、司会者が観客に「二人がいるのはどこでしょう?」とか「二人の関係は?」とかって聞くの。すると観客から「崖の上」とか「スーパーマーケット」とか「オフィスの給湯室」とか、、、「生き別れた兄弟」とか「新婚」とか「同僚」とかって答えが投げられて、それに合わせて役者は即興でスキットを作ります。
スキットのルール(ゲーム)としてはいろ~~んなパターンがあるんだけど例えば、

事前に観客から集めていたセリフが一つずつ紙に書いてあって舞台上に置かれていて、スキットの途中で役者がその紙を一枚ずつ拾ってその場で(劇の流れをとぎらせずに)そのセリフを劇に取り入れて進めなきゃいけない、とか。セリフの例は例えば「I’ll be back!」とか、「There’s no place like home」とか、「Life is like a box of chocolates」とか、「Hit me baby, one more time」とか、映画や歌などで有名な決め台詞だと面白いです。

Stage Directionsっていうゲームもあって、上記のゲームと同じパターンなんだけど、セリフの代わりに、事前に観客から集めていた動作/アクティビティーが一つずつ紙に書いてあって役者はそれらのアクティビティーを即、劇に取り入れないといけません。アクティビティーはなんでもいいんだけど、例えば「シャワーを浴びる」「足の毛を剃る」「シーソーに乗る」「魔法の絨毯に乗る」「タイムマシンでタイムトラベルする」「写真撮影する」等など… それらをそれまでのスキットにスムーズに組み込めるとかなり笑えます。

あと、明らかな上下関係のある二人っていう設定でスキットが始まって(二人の関係はその場で観客が提案する)、「Freeze!, switch!」って司会が命じたら、劇を進めながら役者達はその上下関係をフリップさせなくちゃいけないっていうゲームもあります。例えば、「警察官とドライバー」っていう関係で、警察官が高圧的に「何キロ出てたと思ってんだよ!免許証出せ!」とかって詰め寄ってるときに「Freeze, switch!」って指示されたら、出された免許証を見た警察官役が「おぉ!これはこれは警視総監!ご無礼をすみませんでした!」とかって言って今度はドライバーが高圧的な態度に出る、とか。で、劇がまたちょっと進んでまた「Freeze, switch!」って言われたら今度は警察官役が車内にドライバー(警視総監)の不倫相手を見つけて今度は警察官役がドデカイ態度になる、等など。。。
その場その場で何かが起こったり、何かが明らかにされたり、、役者が息を合わせて即興で造ってるだけなんだけど、観てるとすごく面白いです。

その他にも、スライドを使って製品説明するゲームなんかもあって、
3人くらいが舞台上でプレゼンテーションをするっていう設定なんだけど、上映されたスライドにはわけのわからない変な物体(例えば車輪の付いたレンガの上にソファーがあって、その席に野球のフィギュアが乗っけられている物体、とか)が描かれていて、役者はその場で「これは自動ゴミ拾い機です」とかって適当に創作して、全員でその製品のストーリーを説明します。で、次のスライドでは例えば「この製品と○○(実在の有名な会社)の関係について」とかって書いてあったり、あるいは「市販化のリスクファクターについて」とかって書いてあったりして、それに合わせてまた即興でプレゼンしなきゃいけないetc. etc…

もちろんパートナーの役者と事前の相談なんて一切できないから、その場その場で息を合わせて、相手の言うことをよく聞いて自由に発想することが大事です。
で、わかりやすくおもしろいようにオーバーなかんじで恥ずかしがらずに役を演じます。

最終日の午後は、70人くらいの観客を前にみんなでショーを演じました。
自分で言うのもなんだけど、私はいつもけっこうまじめで、お笑い番組なんて観ないし、スポットライトを浴びるのも苦手だったけど、
この一週間を通してコメディアンヌとしてのセンスが磨かれた実感があります!
ノッてくるとアホな事がポンポン口をでるようになったり、他の人のノリに更に上乗せすることができるようになったり、、、

日常生活やビジネスに通じることとして、
「考えすぎない」、「変なアイディアだと思っても否定せずノッてみる」、「アホな提案だと思ってもとりあえず発してみる」、「自分の方がいいアイディアを持っていたと思っても、とりあえず相手のことをよく聞き、それをどう膨らませられるかに集中する」等ができるようになってきます。

Improvは楽しいし、おもしろい革新的なアイディアが生まれやすくなる気がして、受けてよかった授業ベスト3に入ります。
(これから「Improvを通して得た学びとそれをどう日常生活/仕事に取り入れるかという具体案3つ」っていう長めのペーパーを書かなきゃいけないからまだ終わったわけじゃないんだけど…)

# by nina_anin | 2011-01-16 01:03 | Fuqua

学級閉鎖

昨日は夕方から雪が弱く降ったり、強く降ったり。
夜中には雪交じりの氷雨という最悪の天気…

今日は10時からManagerial Improvの授業のはずが、、、
朝、車は堅い雪&氷に包まれていて、
道路はいわゆるblack iceといって、数ミリの氷が張っている(けど肉眼ではよくわからない)危なげな状況でした。

おかげで… 今日の授業は全部中止になりました!!
Emergency alertということで、道路状況が危ないから全Dukeで登校禁止♪

昨日・一昨日のうちに食糧とかゲットしといて正解だったな。わはは

# by nina_anin | 2011-01-12 00:58 | Fuqua

即興劇の集中授業

2011年の本授業(Spring学期)は来週の木曜日からなのですが、それに先立ち、今週は毎日午前中から夕方まで、Managerial Improvisation という冬期講習を受けています。
5日間の実践的授業で、マネージメントに活かせるImprovisation(即興劇)について学びます。
この授業を昨年受けた数人の日本人同級生いわく、「(1.5年間を通じて)Fuquaで受けたクラスの中で一番よかった授業」とのこと!

Fuquaには多くの「Managerial ○○」というコースがあって、例えば私はこれまでにManagerial Writingを受け、来期はManagerial Accountingという授業を受けます。要は、「経営に関わる人が身につけておくべき○○の技術/知識」の授業ね。

で、Improvがどうマネージメントに役立つかという話。
Improvは、台本も何もない中、役者が舞台上でその場で流れのある劇を即演する芸なわけで、これを成功させるためには役者どうしの信頼感や息が合うことが必要なわけです。
1人の役者が発した台詞なり行動なりを、他の役者が贈り物としてありがたく受け取って、それを更に高めて贈り返すのが鍵らしいです。(まだ講習初日が終わっただけで浅い学びですが)
相手が発した台詞や行動が自分の想定していたものと全く違ったり、自分がそれに増してよいアイディアを持っていたとしても決して「なんでそう来るんだよぉ」とか「そうじゃなくて、△△って言えばもっといい劇になるのに」とかって否定的に思ったり自分の持ってたアイディアに沿うように修正したりしようとせず、「おぉっ、そうくるのね。OK。そして私は…」っていうふうに相手のアイディアを尊重してそれを伸ばすんです。決して「No」と言わず、何事にも「Yes, and…」って受け止めて更に乗っけるの。
「1人の人の素晴らしいアイディアよりも、全員が支えるダメなアイディアの方がいい結果につながる」ってやつ。

だから、セリフなり行動なりを発信する側も、「下手な球を投げても必ず誰かが受け止めるなり、拾うなりしてくれる」って信じて自由にクリエイティブにできるから、結果的にとってもおもしろい舞台になるらしいです。
実際、即興劇のトレーニングをしていく過程で、「変なこと言っちゃっても大丈夫、チームメイトが受け止めて、アホなセリフでも必ず拾ってくれるし、恥かく心配なんてないし、、、」って思えるようになってくると、勇気を持って演じることができるようになって、そのうち楽しくノッてくる、というのを体験します。

で、「『他の役者たちはどんなことをしようとしてるんだろう』って舞台上に神経を行き渡らせて想像を働かせて、自分自身の意思はひとまず忘れて、ひとつの有機的な劇の一部になりきるっていうのもコツのよう。


マネージメントにつながるテークアウェイとしては、「相手のアイディアを否定せず、尊重すること(自分のアイディアに拘らず、素直に聞く耳と受け止める心を持つこと)」とか、「『必ず誰かが受け止めてくれる』って信頼感を持ちあうこと」とかが創造性やチームワークの発揮、ひいては質の高い最終生産物を可能にするよ、ってところかな。

講習は残り4日間分、最終日には各クラスがそれぞれ壇上に上がって即興劇のパフォーマンスを行うという発表会があります。。。 気乗りするようなしないような…

# by nina_anin | 2011-01-12 00:50 | Fuqua

Maryland戦

今日はDuke対Marylandのバスケの試合を観戦してきました!

NCAA(大学バスケ)はプロ以上に人気のスポーツで、Duke Blue Devilsはとっても強く、毎試合ESPNでテレビ放送もしています。(Blue DevilsはDuke大学のスポーツチームの名前ね)
地域毎にいくつかのリーグがあって、Dukeが所属するのはACCです。現在、リーグ内ぶっちぎりの一位!
まぁ、昨年、全国優勝しちゃったもんね~~~♪

今日はDukeのTシャツを来て、ほっぺたにBlue Devilのシールを貼って、キャンパス内にあるスタジアムで応援しました。
一応、ほんのちょびっとテレビにも映ったよ!

コールにあわせて飛んだり跳ねたり叫んだりして楽しかったです。
選手の名前を読んだり、「Defense!」とかって叫ぶのはまだわかるんだけど、「Sweat, Gary, Sweat!」(Garyは相手チームの監督)、「(Dukeを指して)Inspiration!(相手を指して)Perspiration(=汗)!」とか、よく思いつくな~~~、って感じです。
ファンの格好も、青いDukeウェアを来てる人はもちろん、着ぐるみ(ハロウィーンのリサイクルか?)とか、全身青タイツとか、工夫を凝らしたコスチュームが多かったです。私も次回は青いカツラでもかぶっていこうかな…

で、今日の試合は一時超おされて逆転を許すも、結局71対64で勝ちました!25連勝中!
在学中に二年連続で全国優勝したら超嬉しいな。

# by nina_anin | 2011-01-10 14:48 | Fuqua
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Duke大学のFuqua School of Business留学日記です


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