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day 2

朝、6時半に起きてから30分ほどジョギング。
シャワーしてから8時過ぎに登校しました!(張り切りすぎ)

今日もみっちり授業。
馴染みのないコンセプトや単語の連発、
超早口のレクチャー 等々でついていくのに精いっぱいでした。

徐々に慣れるのかな・・・?


それにしてもずっと日本語を発さないというのは意外にストレスです。。。
まだ渡米直後だから特にかもしれないけれど、自分が日本人だということをここまで実感するとは思っていませんでした (T T)

日本食と日本語から離れると体&頭が拒否反応を示す、というか。。。
日本人同期がいっぱいいてよかった♪


さてさて、今日の授業のおさらい

① Pharmaceutical, Biotechnology, & Medical Device Industry Overview
業界のおさらい。
とはいえ、早口の講義&1時間で60枚以上のスライド...


② Ethical & Financial Challenges at the End of Life
死に際に提供される医療について。
「治療」にフォーカスしている状態から、だんだんと「QOLの確保(沈痛、ホスピスetc.)」に移っていき、最期このフェーズが最も医療費のかさむとのこと。
けれど、どんなサービスを望ましいとするかは、とても個人的なイシューなので決まったプロコールはデザインできない。本人の元気な時に行うliving willやインフォームドコンセントについて考えました。
答えのないテーマ(特に子どもや痴呆などについて考え始めると尚更)だけど、生きてる人間全員が自分の問題としても考えなければならない問題だよね、と。


③ Health Care Law & Ethics
ソクラテススタイルのインタラクティブな講義。
「医療訴訟の金額が増加しているのはなぜ?」という問いから始まり、
「医療事故の責任の所在」について議論したりしました。

「功利主義的な社会の全体最適が達成されるように個人が(リスク管理などの)選択をするように法を設計するべき」というのがディスカッションのオチ。
クラスには医師も多くいるし、保険業界出身の人等もいて、いろんな観点からの意見が飛び交ってとてもエキサイティングな1時間でした。


~チームメンバーとランチミーティング~
木曜日のプレゼンについて練る。
コンサル出身の人がうまく仕切ってくれて助かりました。


④ Drug Development & Cycle of Evidence
ノバルティスのグリベックが例に出されていてちょっと嬉しかった☆


⑤ Challenges - Business Case for Quality and Safety
医療サービスの質をどう担保するか?
医療サービスの質の格差をどう考えるか? など。
ある調査によると、 白人>黒人、 男性>>女性 という格差が存在するとのこと。悲しい。

そもそも医療の質を計測すること自体がとても困難。
USでとてもインパクトのある「いい病院」ランキングのクライテリアとして、「評判」が30%以上のウェイトをカウントされていて、全体のランキングと最も相関があるとのこと。だから病院は医療の質の向上よりも、知名度やイメージの向上(いわゆるマーケティング活動、PR活動)に力を注ぐという現実があるらしい。
ため息。


⑥ Comparative Effectiveness Reasearch, Quality & Value
アメリカなどでは、政府主導で薬や機器の有用性を評価する試験/研究を今後どんどん増やすらしい。(オバマ予算がいっぱいついてるし。)
業界のメーカーへのインパクトは多種多量と予想されます。


夜は、
~J&J Sponsered Dinner~
J&JはFuqua生最大の就職先。
年末までにFuquaにてJ&J関連イベントがなんと14回もあるらしい。。。


明日は朝8時に集合してチームワーク。

それに向けて今からリサーチ&読書をし、スライドのたたき台を作らなくては!
なんだかいよいよMBA生っぽい生活になってきました。

by nina_anin | 2009-07-28 11:39 | HSM
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Duke大学のFuqua School of Business留学日記です


by nina_anin
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