カテゴリ:読後感想( 2 )


弱みの逆説

その記事によると・・・

(以下、抜粋&略&意訳)
サラダのトッピングを変更したかったけど、1ドル余計にかかると知ってオーダーを取り消した人。彼は、一方では多額の資産を基金に寄付した太っ腹成功者。
解説: 出費にシビア(≒ケチ)なんだけど、“ケチ”ゆえに儲かってる。そしてその結果、誰よりも寄付できている。

本人も超有名人なんだけど、会話中に他の有名人の知人・友人についてほのめかす人。
解説: 不安がいっぱいな彼は、他の有名人の名前を借りて自分を偉く見せたいんだけど、その不安心/強迫観念ゆえに一生懸命働いてきた。そして不安にならなくてもよい成功をビジネスで収めてきた。

抽象が重視されるアカデミアの一員でいながら、物事をプラクティカル・明瞭・シンプルに捉えた(←その世界では弱点/欠点)ドクター。その結果彼は途上国でたくさんの命を救う医療制度改革を可能にした。
解説: 既存の価値観を気にせず自分のスタイルを貫いた結果、旧来スタイルの人たちと比べてぬきんでた成果をおさめられた。


この記事のメッセージ:
記事の登場人物はそれぞれ、一見すると欠点や“変ってる点”があるんだけれど、それを修正しようとも隠そうともせず、強化させたから、他の人にできない成果を得られた。

"Our quircks very well may be the secret to our power."- 私たちの奇態(メインストリームからズレている特徴)がまさに私たちの成功への鍵かもしれません。
(訳者add on:と、いうことで周りと違う点はむやみに否定したり隠したりしないで、個性と捉えてそれにcapitalizeしようね。)


人と違う点って、既存のパラダイムでは“弱み”(あるいは“出る杭”)と呼ばれることが多いけれど、突き抜ければ既存の価値観に依存した人では成しえない成果を出せるっていうのが教訓ですね。
「馬鹿と天才は紙一重」っていうのと似てるよね。(僻みっぽくて感じの悪い表現だと思いますが)


ということで、私自身、周りと違う特徴ってどんなとこだろう?と考えてみました。
・「まぁまぁまぁ、まぁ」と言わずストレートに思ったことを(ロジカルなことよ)を発言してしまうところ?
・やたら外向的なところ?
・めんどくさがり(特に事務的なことに関して。整理整頓や手続きの類は超苦手。)なところ?

こんなところがどんな強みになりえるのか甚だ疑問ではありますが、修正しなくてもいいんだ、と思うとちょっとラクですね(^^)v
[PR]

by nina_anin | 2009-06-22 00:18 | 読後感想

勝手な解釈

パパに薦められて「日本の若者を世界に通用する人材に」(by久原正治さん)を読みました。
要旨は、「日本が生き残るためには、アジアの成長に積極的に入っていかなければならない」「そのような人材を育てる教育をしなければならない」。
これからの日本は、グローバルに通用しリーダーとなる人材(“グローバル・ビジネス・リーダー”)を輩出し、彼らにアジアのリーダーになってもらうことが必要、という趣旨の本。


そもそも若者本人向けの本ではなく、教育者向けの内容なのかもしれないけれど、
なんで「若者」にフォーカスするのかが明確でないし(著者が大学教授であるということ以外。だって「21世紀をリードする」のは若者だけじゃないもん)、なぜ「日本の生き残り」にこだわるのかがよくわからない。(そもそも「生き残り」って何?経済力が低下しても国家は存続可能だし、リーディングカントリーじゃなくても国民がハッピーに暮らせてればいいじゃん!)

というわけで、もはや日本で教育を受ける立場でも行う立場でもない28歳の私なりに著者のメッセージを解釈すると、
「現在は英語を操ってグローバルに通用しないとビジネス競争力がない。日本はそのような競争力を身につけさせる教育が行われていないし、現在のリーダーもそのような人材はいないから日本の産業はジリ貧だよ。若者自身で時代に沿うスキルや考え方、ビジネススタイルなどを身につけていかなければならないよ。具体的には
 1.英語を用いたコミュニケーション能力、論理的説明力
 2.世界の歴史、異文化の理解力、想像力
 3.世界のどこにでも住める適応力
 4.日本の歴史と伝統の理解とその説明能力
を身につけてね。
後進を育てるためにも日本の大学/大学院教育を改善させる必要大だよね。」

かなり勝手な解釈だけど、
「日本には、国際競争力のないおじさんやおばさんばかりだから、若者ががんばらないと日本の産業は衰退するばかりで(相対的競争力の低下)、日本の雇用者の生活水準も下がる一方だから、是非この時代での競争力の強いビジネスリーダーになってくれ。」というメッセージと受け止めました。



私自身は、時代に適合した“グローバル・ビジネス・リーダー”になれるべく精進する所存ですが、「日本経済のために」とか「日本人の暮らしを維持・向上させるために」という使命感は特になく(←個人的な興味や価値観として。育った環境の結果かな?)、
世界的により生活水準の低い人々(基本的な、人間らしい暮らしができていない人々)に貢献したいと考えています。
途上国の貧困層など、現代の技術やノウハウで苦しまなくてもよい健康問題に苦しんでいる人の生活をよくするために働ければと志望しています。健康な体があることは個人の人生をデザインする(self-leadership)のに必須なことだし、人間らしい暮らしというのはだれもが享受すべきことだから。
将来、私がこの目標を実現させて日本に戻ってきたら、(ジリ貧経済の結果)日本がそんなサービスを必要とする状況になっていた、なんてことになっていたら悲しいけどね。

日本の若者を世界に通用する人材に―サブプライム後のビジネス教育のゆくえ

久原 正治 / 学文社


[PR]

by nina_anin | 2009-06-20 23:58 | 読後感想
line

Duke大学のFuqua School of Business留学日記です


by nina_anin
line