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見えないものを見る③

[今回のインターンシップはProgram on Global Policy and Governanceという、Sanford(Duke大学の公共政策大学院のプログラムの一環でゲットしたものなんだけど、そのプログラムの一環で先月末、1週間のコースウィーク(ジュネーブで働く人道援助関連のいろんなプロフェッショナルが交代でレクチャーしてくれる授業)がありました。]

あまり知られていない(と思う)けれど、人身売買って実は今でもたくさん起こってるんです。
これを存続させている一番強力な根本原因は何でしょう??


人身売買の大半のケースは、激安な工場労働要因として、騙されて知らない(言葉もわからない)土地に連れていかれるケース。

例えば、「工場の管理職にならない?月給○○払うから是非来てよ」とかって騙されて、ついていって、「おやおや?」と思っているうちに公式書類やパスポートなどをだまし取られて、
「管理職になりにきたのに…」一日中ミシンに座らせられたりして働かされて、
「月給○○約束されたのに…」ってクレームしても、「交通費や宿泊代や食費を差し引くから」、などと称してロクに給料ももらえず…

脱出しようと思っても言葉も話せないし、どうやら警察は工場長と仲良しそうだし、仮に汚職されていない施設にアクセスできても、必要書類がないから違法入国ってことで収監されちゃうから…
と、いうかんじで人権を侵害されている人たちが、60万~400万人いると推定されています。
(このうち10%くらいが性的労働や臓器売買目的と推定されてます)

でも、そんな彼らを助けようと思っても、なかなかうまくいかないんです。理由は例えば、
1)人身売買されているのかが分かりにくい(普通の違法入国と区別が超難しい⇒故に人数の把握も難しい)
2)当事者(被害者)から事実談を引き出すのが難しい(そりゃあ、人間不信になっても仕方ないよね。しかも、「喋ったら家族が痛い目に…」って脅されたり、“呪い”をかけられたりして恐怖心が強ければ尚更...)
3)どこまで「事実を理解して自らの意思で」で、どこまで「騙されて」行動しているのか判断が難しい。
4)いたちごっこ。何人か助けても、犯罪組織団はすぐに新しい人身を売買するだけ。

と、いうわけで、「じゃあ、なんで人身売買が起こるのか、その根本原因を考えよう」ってことになるでしょ?
で、そのもと、人身売買の需要をたどると… 先進国の安価な品の市場の場合が主だそう。
たとえば、工業製品だけじゃなくて、農業生産物も。

タダ同然で搾取されている労働者がいるから、モノを安く買えるっていうケースが多いんです。けれど、工業化や複雑な流通システムのおかげで色んなプロセスが細かく分断されていて、「見えない」ことが多いから。精々、自分の噛んでいる部分の前後くらいしか把握できないから、で、同じものを買うなら安く買いたいから。

と、こんな背景でIOM(国際移住機関)などは最近、消費者の啓蒙活動やフェアトレードの推進にも力を入れているそうです。
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by nina_anin | 2010-07-29 02:13 | これ知ってますか?

会計ジョーク

東南アジアや南アジアでは家にメイドさんを雇うのは一般的だけど、
そんな人たちの間で(オンライン/facebook で)繰り広げられた面白い会話:


(背景:Aさんは南アジア在住の経営者)



  Aさん: ebitda のおかげで最近の生活はめちゃくちゃだよ!
 

  Bさん: 新しいメイド?

 
  Aさん: 違うよ、Earnings Before Interest, Tax, Depreciation and Amortization(金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)だよ~!

  
  Cさん: (EBITDAは)Earnings Before I Trick the Dumb Accountant だと思ってたよ。(訳:アホな会計士を騙す前の利益)
 



以上。 
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by nina_anin | 2010-05-03 11:08 | これ知ってますか?

英語表現マメ知識

どうでもいいことですが、最近は“janitor”(←清掃作業員―ちょっとリスペクトを欠くニュアンスの呼び名)のことを”environmental service”(環境サービス)と呼ぶらしい…  
確かに、仕事内容を的確に描写してるかも。


ちなみにちょっと話は違うけれど、英語の婉曲表現でよく使われる表現として「~challenged」というのがあります。
直訳は「~に関する努力を必要とする」、ね。


以下、例:

 「ブサイク」は「ugly」よりソフトに「cosmetically-challenged」

 「車の運転が下手な」は「automotively-challenged」

 「馬鹿な」は「stupid」ではなく、「cerebrally-challenged」


同様に、

 「太ってる」は「horizontally-challenged」

 「背が低い」は「vertically-challenged」

 「もてない」は「romantically-challenged」

 「悪徳な」は「ethically-challenged」

 「頭が薄い」は「hair-challenged」


以上。
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by nina_anin | 2010-04-22 14:41 | これ知ってますか?

印象的な光景 in インド ① 駱駝

Rajasthan州は平らで、とても乾燥していて、主な産業は農業と手工業です。
そんな環境もあってか、ラクダがたくさんいました。

街中では5分に一回くらいしか見かけないけれど、ちょっと出るとほんと、そこらじゅうらくだだらけ。(ちょっと誇張)

まぁ、でも、ラクダが普通に車代わりに使われている光景は新鮮でした。

どの駱駝が誰の持ち物かを示す、という意味もあり、
ラクダさんは(←私がアップで見る機会があったラクダさんはみんな!)模様を剃り込まれていました!!

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尻尾は三つ編み!
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by nina_anin | 2010-04-02 12:06 | これ知ってますか?

ラマダン

2009年は昨日(8月22日)から約一ヵ月間、イスラム教のラマダンです。
日が出ているうちはいっさい飲食禁止。(健康状態により免除されるけれど)
夜は8時から飲食OK。(来週は夜7:45からOK)
ラマダンの期間や時間は月の満ち欠けと関連していて、毎年イスラム教の委員会みたいな機関が決めるらしい。

というわけで、ルームメイト(パキスタン人のMちゃん)が日中絶食し始めました。

いろいろ話を聞いたんだけど、彼女をはじめ多くのイスラム教徒にとってはラマダンは一年のうちでもかなり楽しみな期間らしい。
「1日12時間にも絶食しなくちゃいけないのになんで?!」ってきいたんだけど、ラマダン中は食べられるご飯はとても豪華だから、っていうのが大きい理由とのこと。あと、朝ごはんをがっつり食べれば(といっても5AM頃)、日中はさほど辛くないらしい。
それと、ここダーラムは割と湿気があるから喉の渇きも相対的にラクらしい。

で、ラマダンには宗教的に深い意味があって、
≪自分は1日3食食べられる恵まれた環境にあれど、そうでない人達の気持ちを考える≫
等、
≪unity≫≪tolerance≫≪empathy≫などを深める趣旨らしい。
午後3時頃以降、空腹がピークになると人はイライラしがちなんだけど、
それを平和に乗り越えることでこれらを鍛える(?)とのこと。
確かに。。。
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by nina_anin | 2009-08-23 14:41 | これ知ってますか?

大人の制服

引越し準備をしています。
先ほど5つ目のゴミ袋を排出しました。処分するもののほとんどが洋服。
自分がどれだけ持ってたか気付いてびっくりしたよ。

一方で最近、おもしろいプロジェクトを知りました:
The Uniform Project


教育を受けられないインドの子のための活動の一環なんだけど、
彼女、同じ型の黒いワンピースを7着作って、365日毎日同じ服を着ているんです。
アクセサリーや重ね着などをして、毎日毎日違うコーディネートをしてるらしい。すごい!

あわせてる小物や他の服はebayや古着屋でゲットしたり、賛同者からの寄付。
7枚同じワンピースを作ったらしいけど、どうせだったら7種類の服を作れば更にいろんな着こなしができるのに。って思いました。
まぁ、それが“Uniform"ってわけなんだけどね。

毎日同じ服を365日着続ける、という誰も思いつかないというかやりたがらない挑戦をしているところがとてもおもしろいし、話題性につながるよね。

こんなファッション生活はヒマとエネルギーとファッションへの強い興味とかがないと続かない=一般人には無理だけど、「服の数が少なくてもお金がなくてもおしゃれできるんだー」って思いました。
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by nina_anin | 2009-06-18 18:41 | これ知ってますか?
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Duke大学のFuqua School of Business留学日記です


by nina_anin
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